写真や書類のスキャン画像にテキストやロゴを重ねて入れます。1か所に入れることも、画像全体にタイル状に並べることもでき、複数の写真をまとめて処理して元の解像度のまま保存できます。ファイルはブラウザの外に送信されません。アップロード不要・登録不要です。
写真や、人に渡す前の身分証・書類のコピーに、文字やロゴの透かしを入れられます。複数の画像も一括処理できます。位置・不透明度・タイル配置は、プレビューで確かめながら調整できます。ファイルはブラウザの外に送信されません。アップロードも登録も不要で、どこにも記録が残らないため、見られたくないコピーもお使いの端末から出ることはありません。
1つ目はおなじみの理由です。自分で撮った写真や描いた作品をブログやポートフォリオ、ショップに載せるとき、透かしを入れておけば作者の名前が画像から離れません。誰かが画像を転載しても、クレジットが一緒についていきます。
2つ目はあまり語られませんが、同じくらい実用的です。身分証や銀行の取引明細、契約書のコピーを提出する前に、その用途を書き込んでおくという使い方で、たとえばスキャン画像の上に「○○銀行 本人確認専用 2026-08-06」のように入れます。銀行や大家さん、携帯電話会社、各種サービスの登録手続きでは身分証のコピーを求められることがよくありますが、いったん手元を離れたファイルがその後どこへ渡るのかはわかりません。提出先と日付をコピーに書き込んでおけば、そのファイルが本来あるはずのない場所に出てきたとき、すぐにそれとわかります。
なお、これは法的に何かを保証するものではなく、実用上の予防策です。ほかの目的に使い回しにくくなりますし、あとで何か問題が起きたときには、どの経路でコピーが漏れたのかの手がかりにもなります。提出先によっては何も書き込まれていないコピーしか受け付けないこともあるので、透かし入りのコピーでよいか事前に確認してください。
隅に小さく入れた透かしは、ないのとほとんど変わりません。少しトリミングするだけで跡形もなく消えてしまいます。無断使用を本気で防ぎたいなら、文字を被写体そのものに重ねるか、上のタイル配置で画面全体を覆いましょう。透かしが意味を持つのは、消そうとすると画像まで傷ついてしまう場合だけです。
とはいえ、完璧な透かしはありません。最近の消しゴムツールや生成塗りつぶしを使えば、とくに背景が単純な写真では、透かしをかなり自然に消せてしまいます。現実的な目標は「防ぐ」ことではなく「手間をかけさせる」ことです。気軽に無断転載する人はあきらめますし、どうしても消したい人にも、それなりの時間を使わせることになります。
書類のコピーでは、少し考え方が変わります。この場合の文字は隠すためではなく読ませるためのものなので、顔や写真にはかからないようにして、氏名や番号などの記載に軽く重なる程度にしましょう。ただし、情報が読めなくなるほど覆ってしまうと、提出先で受け付けてもらえません。
濃すぎると写真が台無しになり、薄すぎると意味がありません。まずは40%前後から始めて、プレビューを見ながら上げ下げしてください。鑑賞用の写真なら20〜30%で十分で、書類のコピーに用途を書き込むなら、50〜60%にすると確実に読めます。
色は背景しだいです。白い文字は明るい写真に、黒い文字は暗い写真に埋もれてしまいます。そのためにあるのが縁取りを付けるオプションです。文字のまわりに反対色の細い縁が付くので、どちらの背景でも読めます。明るさがまちまちな写真を一括処理するときは、オンのままにしておくのが無難です。
サイズはピクセルではなく、画像の長辺に対する割合で指定します。4,000ピクセルの写真では目立たないピクセル数でも、800ピクセルの写真では画面を覆ってしまいます。割合で指定すれば、大きさがばらばらの写真をまとめて処理しても、透かしの見た目の大きさがほぼそろいます。
このツールでは身分証のコピーや契約書のようなものを扱うことが多いので、これがいちばん大切な点です。画像を選んでから保存するまで、すべての処理がブラウザの中で行われ、ファイルがサーバーに送られることは一切ありません。透かしの描画にもブラウザに内蔵されたCanvasを使っているので、ネットワークには何も送信されません。
記録も一切残りません。選んだ画像や入力した文字はブラウザのストレージにも書き込まれないので、ページを閉じれば何も残りません。共用のパソコンで透かし入りのコピーをさっと作っても大丈夫です。終わったらタブを閉じるだけです。その反面、ページを再読み込みすると最初からやり直しになります。
サイズは長辺を基準にしています。横長の写真なら5%は幅の5%ですが、縦長の写真では高さの5%になるので、狭い横幅に対して大きく見えます。縦長と横長が混ざっているときは、縦長の写真のサムネイルをクリックしてプレビューで確かめてからサイズを決めてください。どのサムネイルも、クリックするとその画像がプレビューに表示されます。
JPGの圧縮による劣化はくっきりした輪郭のまわりにいちばん出やすく、文字はまさにその典型です。そのため、文字のまわりにもやもやしたにじみが出ます。画質を95以上に上げるか、PNGで保存すれば消えます。ただし、PNGにすると写真のファイルサイズが数倍になるので、サイズが気になる場合は、まずJPGの画質を上げるだけで試してみてください。
多くの場合、ロゴのファイルが実際には透過になっていません。背景が白で塗られたPNGだと、その白い四角形がそのまま写真に入りますし、暗い写真では逆にロゴ自体が見えなくなることもあります。画像ビューアーでファイルを開き、背景がグレーの市松模様で表示されれば透過になっています。そうでなければ、先に背景を透過できるツールで背景を消してください。
すべての処理をブラウザの中で、しかも元の解像度のまま行っているためです。4,000ピクセルの写真なら、1枚ごとに数千万ピクセルを描き直すことになります。メモリ不足を防ぐため、このツールは1枚ずつ処理し、終わった画像から順にメモリを解放しています。何十枚も一度に入れるより、10〜20枚ずつに分けたほうが安定して処理できます。
いいえ、まったく同じです。画面上のプレビューを見やすく縮小しているだけで、保存されるファイルは元の解像度のままです。ファイルを小さくしたい場合は、あとから画像圧縮ツールなどで別途圧縮してください。